やさしさいっぱい。真綿に触れる手。

丸森町のお母さんたちと、
真綿を使って座布団づくりを機会をいただき、
そのお話をするため、
みなさんのお茶っこの場へ。

真綿なんてずっと触っていないねぇ。
懐かしい。
と言いつつも
真綿に触れる手、
ふわふわにしていく手つきは
とても優しく巧み。
カラダが覚えていらっしゃるのだろう。

昔は当たり前だった、

真綿布団の記憶を探りながら
試作用に準備してくださった布、
真綿、木綿綿、真綿の順に重ねていく。

ひっくり返すと、

見事な座布団に。

近代、見る機会が多くなった化繊綿でなく、

大地から生まれる綿花からとった綿は
その質感も存在感も
まったく違うもので感動してしまった。

かつて布団に使っていたものを

キレイにして、綿打ちし整え、
「なにかの時に」
と、大切にとっておかれた貴重な木綿綿を
皆さんとシェアさせていただけることが本当に嬉しい。

座布団づくりを終えると、

またみんなでお茶っこしながら毛糸編みのづづき。

最近作られたという

くび巻きもとてもお似合いでした。