養蚕が盛んに行われていた頃、
丸森町の一部集落では
旧暦の2/16(2022年新暦では3/18)を繭の豊作祈願日とし、
お蚕神さまへ、繭だんごをお供えする文化があったそうです。
集落によっては、
農家の女性がお蚕神さまのまわりで、
繭だんごや、おかずを持ち寄り、会食の場があり
それを女性たちは楽しみにしていたとか。
この素晴らしい文化を受けて
地域のお母さん達に作り方を聞いて
近年、繭だんごをつくって養蚕農家さんへ
お届けしていましたが、
今年は、先日の地震もありお忙しいなかお邪魔してはと
近所のお蚕神さま、蚕供養碑、猫神さまに
繭だんごをお供えすることに。
当時は、白いだんごお供えしたそうですが、
今日は桑くら部 @kuwakurabu の桑茶をブレンドして桑だんごに。
米粉をまぶして繭らしく。
春めいてきたと思ったら
今日はみぞれが降る肌寒い日。
濡れて、石に模様が浮きあがり、
またいつもと違う魅力と風合いのお蚕神さまたちへ。
祈りを込めて手を合わせました。
丸森町大内地区
青葉のセエノメ石碑群
佐野の山神さまより。