「繭綿」mayuwata
煮た繭を丸森町では「繭綿」と呼んでいます。
養蚕農家さんは、お蚕さまを大切に育て、立派な繭を生産・出荷されますが、
時に形、大きさが規格外なものや、汚れた繭も出てきてしまいます。
今では、昔ながらの糸繰製糸の技術を知る人は、本当に数名になってしまいましたが、
丸森の養蚕・蚕糸業の灯火を次へ継ぐ1つの光と信じて、
残された記憶から、自分なりに丸森らしい糸を探究し続けたいと思っています。
宮城県仙南地域の外あそび親子サークル
「やろっこひなっこ」http://yarohinakko.blog.fc2.com/
の部活に仲間入りさせていただいた「つむぎ部」。
おしゃべりを楽しみながら、
子どもたちの元氣な声や笑顔、真っすぐな感覚も感じながら
ふわふわの繭綿を優しく手でつむいでいく時間は、
なんとも心地よいものです。
みんながつむぐ手つきも、
糸の色合い、風合いなどを
それぞれに工夫しながらクリエイトしていく姿も
とても美しくて、いつも感動してしまいます。
丸森しるくへの想いを共感してくれる
つむぎ部の仲間たちとの今後の展開にもわくわくしています。